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こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「人間の祖先が猿だったなんて、どこにも書いてない!」 読書ノート ダーウィン「種の起源」(渡辺政隆訳)+95日目~96日目(日本史、化学)

読書ノート 勉強日記 日本史 化学

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ダーウィン種の起源(上・下)」(渡辺政隆訳 光文社古典新訳文庫)

私はダーウィンのことを誤解していた。「人間の祖先は猿だった。猿が進化して人間になったのだ」という説をぶち上げて、世界中の人たちから非難された人だと思っていた。ところが「種の起源」には、そんな記述はこれっぽっちも出てこない。ダーウィンがさまざまな観察と考察から導き出した結論は、すべての動物と植物は、ある一種類の原型に由来しているという、驚くべき仮説だ。

「動物はせいぜい四種類か五種類の祖先に由来しており、植物はそれと同じかそれよりも少ない数の祖先に由来していると、私は信じている。類推をさらに働かせるならば、すべての動物と植物は、ある一種類の原型に由来していると信じるところまで踏み込める。(中略)したがって私は類推から出発して、地球上にかつて生息したすべての生物はおそらく、最初に生命が吹き込まれたある一種類の原始的な生物から由来していると判断するほかはない」(「種の起源(下)」P394~P395)

その根拠が「自然淘汰説」だ。生物は変異を起こす。もしその変異が多くの子孫を残すことに有利に働くならば、それは遺伝する。その積み重ねの過程が、もともとあった原種とは違った「変種」を生み出すことになり、やがてひとつの「種」を生み出すことになる。これが自然淘汰説だ。猿も人間も動物も植物もない。もとはみんな同じ幹が枝分かれした結果なのだ。地球上にいる生物が一本の樹木だと思うと、なんだか不思議な気がする。

他にもたくさん興味深い部分がある。植物でも動物でも、近親間の交雑だと活力のある子どもが生まれず、繁殖力も弱くなる。だから「近親相姦」を避けるために、植物もいろいろ工夫をしているのだ。一つの花におしべとめしべがある植物は、めしべの柱頭に受粉の準備ができる前に、おしべの葯がはじけるようになっているという。ほかにもさまざまな動植物の生態が書かれていて面白い。

それにしても、また思い知らされた。必ず原典にあたらなければならない。原典にあたらずに、その本を読んだ気になってはいけない、と。

 

◎勉強日記

<日本史>

「石川の日本史B実況中継②」第22回「元寇得宗専制政治」の解説を読み、赤字部分をノートに書き出す。流れをつかむことを心がける。

執権と得宗の区別がつかず、混乱してしまう。執権は政所と侍所のトップを兼ねた存在。得宗北条氏嫡流の当主のこと。執権だからといって最高権力を握っているとは限らない。本物の最高権力者は北条氏嫡流の当主(得宗)だ。ややこしいがしっかり覚えておくことにする。

元寇は「暴風雨に助けられて、日本を侵略しに来たフビライ=ハンが去っていった」くらいしか知識がなかったが、朝鮮半島で起こった「三別抄の乱」なんて聞いたこともなかった。元は朝鮮半島(高麗)を侵略するが、高麗の有力な武人たちは必死に抵抗した。この高麗の必死の抵抗がなければ、もっと早く元は日本を襲来していたというのだ。日本が侵略されなかったのは「神風」のおかげではなく、もしかすると朝鮮半島の優秀な軍人たちのおかげではなかろうか。高麗の人たちよ、ありがとう。

   ↓

問題集「教科書よりやさしい日本史ノート」24「蒙古襲来」25「永仁の徳政令」の穴埋め問題。かんたん。

 

<化学>

「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)」Chapter8「電気分解」に入る。8-1「電気分解とは?」から8-6「電気分解の応用」までの解説を読み、確認問題を解き、「電気分解」の章を一気に終わらせる。

P204に「電源を回路につなぐと、電子は電源の負極から出て、正極に戻ります(電流の向きと逆です)」とある。電流とは電子の流れのことなのかと思っていた。だから前章の「電池」でも負極から正極に向かう電子の流れがとても不思議だった。

電極での反応も、陽極での反応式を書く問題があやしい。しっかり暗記しよう。確認問題45は解答を見た。答えを導き出す流れはわかった。自力で解けたら気持ちいいだろうなあ。電気量(C)=電流(A)×時間(秒)。クーロン(C)という単位は今回初めて知った。96500C/molというファラデー定数は、よく導き出したものだ。見えない世界だから「理論的にはこうなる」という数字なんだろう。だから「理論化学」なのか。

 

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