読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「これはすごい。入試問題の胸を打つ文章に涙した!」開成中学校 (2013年国語)+113日目(日本史、化学)

読書ノート(中学入試) 勉強日記 日本史 化学

f:id:kodairaponta:20170127172513j:plain

昨日の日記でも書いた通り、読書の偏りを減らすべく、中学入試・高校入試の国語の入試問題に出ている文章を読んでみることにした。いわゆる「ミニ読書ノート」だから、学校の選び方は恣意的だ。私には子どもがいないので、小学校や中学校の生徒たちがどんな本を読んでいるのか知らない。また、国語の先生方が生徒たちにどんな本を読ませたがっているのかも知らない。入試問題がどんな本から選ばれて作られているのか興味津々だ。

と、こんな調子で軽い気持ちで読み始めたら、いきなりものすごい文章に出会ってしまった。涙もろい私はティッシュペーパー片手に、この入試問題を読んだ。短い文章なのに、素晴らしかった。

 

開成中学校(2013年)出典:華恵著『本を読むわたし』(筑摩書房)

内容はこうだ。小学4年生の「わたし」は、1年生に本を読み聞かせる「読み聞かせ会」で、大好きな絵本『はせがわくんきらいや』(長谷川集平)を読むことになる。絵本を読みながら、「わたし」は同じクラスにいた「さっちゃん」のことをふと思い出す。さっちゃんは口のまわりがいつも汚く、髪の毛もぐちゃぐちゃ。運動靴のサイズも合ってない。「なにかちょっと変だよね」と周囲にはささやかれ、仲良しの女の子はクラスにはいなかった。

その後学校で運動会があった。「わたし」は運動会の帰りにさっちゃんを見かける。そこにはさっちゃんだけでなく、さっちゃんと一緒に歩いているお父さんとお母さんの姿もあった。お父さんとお母さんは小さくて、何か障害があることが一目でわかる。でも三人は本当に幸せそうだった。何度もさっちゃんの頭をなでていて、さっちゃんよりも、お父さんとお母さんの方が嬉しそうだったのだ。

なぜ、さっちゃんのことを思い出したのかというと、「わたし」が教室で読み聞かせている『はせがわくんきらいや』の内容がシンクロするからだ。長谷川くんは小さい時にヒ素ミルクを飲んで体を壊してしまった。体が弱くてすぐに泣く。野球に連れて行けば三振ばかりする。そんな長谷川くんに「ぼく」はイライラする。

長谷川くん 泣かんときいな。

長谷川くん わろうてみいな。

長谷川くん もっと太りいな。

長谷川くん ごはんぎょうさん食べようか。

長谷川くん だいじょうぶか。長谷川くん。

(中略)

長谷川くんが鉄棒からまっさかさまに落ちると、「ぼく」はバットを投げ出して駆けつける。そして、暗い道を、長谷川くんをおぶって歩く。

「長谷川くんといっしょにおったら、しんどうてかなわんわ。長谷川くんなんか きらいや。大だいだいだい だあいきらい」

聞いていた一年生は「かなしくておもしろかった」「関西弁で、おもしろかった」などいろいろと感想を寄せてくれた。それを読んで「わたし」はじわじわと「別の感動」がわいてくるのだった。それはもちろん、自分がこの絵本が好きだという気持ちに、一年生が共感してくれた喜びだ。 

入試問題の文章はこれだけで、平易でこれっぽっちも難しくない。出題は記述問題だけだが、あまり難しいことは聞いていない。他人の気持ちになって考えることができて、それを自分のことばで表現できる子どもなら、きっと解けるだろう。さすがは名門・開成中学校の国語の先生が作った問題だと思った。

寡聞にして、私は、華恵さんというモデル兼エッセイストを知らなかった。『はせがわくんきらいや』というものすごい絵本があることも知らなかった。まったくのノーマークの分野だったのだ。こういう発見にも興奮してしまう。ほかの学校のものも読んでみよう。

 

◎勉強日記

<日本史>

「石川の日本史B実況中継」第24回「南北朝室町幕府の成立」。赤字部分をノートに取りながら、流れをつかむつもりで読む。

今回もボリュームがあった。南北朝時代は、後醍醐天皇やら足利尊氏やら楠木正成やらキャラクターが立っている人物がたくさん出てきて面白い・・・らしい。いったい何を読めば輪郭がわかるのだろう。司馬遼太郎さえ南北朝時代を書いてくれていればそれに飛びつくのだが、残念ながらこの時代だけ避けている。となると、吉川英治だろうか?

後醍醐天皇の執念のすさまじさや、足利尊氏のあっちについたりこっちについたりを見ていると、いったいその背後に何があったのかと知りたくなってくる。「観応の擾乱」とか、いったい何があった?物語としては絶対面白いはずだ。

国人一揆」ということばも登場する。「国人」は地方の武士、かつての地頭のことだ。「一揆」というと、農民たちの抵抗運動のことなのかと考えていたが、どうも違うようだ。一つの目的を持って結びついた集団のことをいうらしい。

   ↓

問題集「教科書よりやさしい日本史ノート」28「室町幕府の成立」の穴埋め問題をやる。足利尊氏のイラストがかっこよすぎる。

 

<化学>

「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)」9-4「ヘスの法則」と9-5「結合エネルギー」の解説を読み、確認問題を解く。

解説に書かれている例題をじっくりと解く。計算問題はたいしたことないが、求めたい熱化学方程式が書けない。3-4「構造式」に戻って復習する。

計算式上に構造式が出てくる形に戸惑ったが、結局解けた。うれしい。

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 勉強している主婦へ
にほんブログ村