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こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「新美南吉は『ごんぎつね』だけじゃなかった。こんなにいい作品を知らなくて申し訳ない。」 早稲田大学高等学院中学部(2016年国語)+134日目~135日目(日本史、化学)

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新美南吉というと「ごんぎつね」の作者だというイメージだ。その「ごんぎつね」のストーリーもうろ覚えだったので、改めて確認してみた。いたずら好きの狐のごんは、兵十が川で取った魚やうなぎを逃がしてしまう。その数日後、ごんは兵十の母親の葬式を見かける。あのうなぎは病気の母親に食べさせるためのものだったのだ。ごんは反省し、罪悪感から松茸や栗を兵十の家の前に届ける。しかしある日、ごんの気配を感じた兵十は、ごんがまたいたずらをしているのかと思い、ごんを鉄砲で撃ってしまう。なんだかかわいそうな童話なのだ。

だが、新美南吉は「ごんぎつね」だけではなかった。大正2年に半田市に生まれた童話作家はすばらしいストーリーテラーだった。

早稲田大学高等学院中学部(2016年)出典:新美南吉「川」

晩秋のある日、音次郎が持ってきた柿を商品として、徳一、久助、兵太郎の三人が、冷たい川の中にどれだけ入っていられるか競争する。徳一と久助は音をあげて川から出たが、兵太郎は最後まで川の冷たさに耐える。しかし川に漬かりっぱなしの兵太郎をからかうように、徳一と久助は、音次郎とともに商品の柿を食べてしまうのだ。兵太郎は怒るが、川の冷たさで具合も悪くなり歩けなかったため、徳一は兵太郎を背負って帰る。

次の日から兵太郎は学校に来なくなってしまう。久助は昨日のことが心に重くのしかかってくる。徳一も音次郎も兵太郎の話題は口にせず、いつもと変わりなくふるまっている。だがひょんな振る舞いから、久助は、徳一も音次郎もじぶんと同じ心配を抱えていることを知る。

兵太郎は何か月も学校に来ない。この時の久助の心の動きの描写が絶妙なのだ。みんな平気そうにふるまうので、それが当たり前のように思えたり、先生に自首すべきだろうかと悩んだり。冷たい川のなかに入っただけで死んでしまうなんて、人間はみじめでつまらないものだと思えたり。久助の心は悲しみでいっぱいになり、ついにはくたびれきってしまう。新美南吉は1943年(昭和18年)に29歳で亡くなったそうだ。昭和18年というとずいぶん昔の人のように思えるが、この話の久助の心理描写はこれっぽっちも古くさくない。「その気持ちわかる、わかる」と何度も頷けるのだ。

ところがこの話は、最後まではここに書かないが、実にさわやかな終わり方をする。読み終えて、胸がじんわりと温かくなった。新美南吉に会わせて下さった早稲田大学高等学院中学部の国語の先生に、ありがとうとお礼を言いたい。

 

◎勉強日記

<日本史>

「石川の日本史B実況中継②」第27回「経済の発展と戦国大名」を読む。赤字部分をノートに取りながら流れを理解するようにする。

室町時代、戦国時代は、しっかりと経済が発展していく。なぜ戦争が絶えなかったのに経済が発展したのだろうか。経済が発展していくためには国家がしっかりしていないとダメだと思うが、戦国大名の支配下にあった国はそれなりに治安がよかったのだろうか?

戦国大名は独占的、排他的な同業者組合の「座」を否定して、楽市楽座という自由な商売の振興策を取った。中世の大山崎油座とやらは、荏胡麻の売買を独占しただけでなく、税金も免除だ。大山崎の神人以外の人間が油の売買をやっていたら、油の器を叩き壊してもいいという。利権を守るために暴力を使ってもいいなんてむちゃくちゃだ。これを戦国大名が否定してくれたというから胸がすく。

でもたくさんの国がありすぎてわけがわからない。朝倉氏の一乗谷には行ったことがある。車で行ったが、どこまで行ってもたどり着かない山の中だった。日本百名城のひとつなのに、ここに行ったときはまだスタンプを集める前だった。スタンプを押しにもう一度行かなければ。

   ↓

問題集「教科書よりやさしい日本史ノート」32「中世の農業・商工業の発達」と35「戦国大名の登場」の穴埋め問題をやる。近世までもうすぐだ。

 

<化学>

「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)」10-8「イオン結晶(NaCl型)」と10-9「イオン結晶(ZnS型)」の解説を読み、確認問題を解く。

だんだん慣れてきた。同じ表を使って同じような比の計算をしているので、金属結晶と大して変わらない。ZnS型の複雑な形には少し戸惑ったが、なんとかわかったような気がする。ダイヤモンドCやケイ素SiはZnS型構造を取る。覚えておこう。

 

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