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こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「金子みすゞが不幸な詩人だったことを入試問題で初めて知った」 女子学院中学校(2015年国語)+136日目~140日目(世界史、数学A)

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金子みすゞの詩は、東日本大震災後によくテレビで流れていたのを覚えている。この時は各企業がCMを自粛してしまっていて、テレビのCMといえば、「こんにちワン!ありがとウサギ!」からはじまる「ポポポポーン」か(正式名称を知らない)、「『遊ぼう』っていったら『遊ぼう』っていう。『馬鹿』っていったら『馬鹿』っていう」からはじまる「こだまでしょうか」ばかりだった。

しかし「こだまでしょうか」はとてもいい詩だった。金子みすゞは100年以上も前に生まれた童謡詩人だ。だが、21世紀の今を生きる私たちも、自分のことをうたってくれた詩として共感できるのではないだろうか。

今回のプチ読書ノートは、女子学院中学校の入試問題からだ。

女子学院中学校(2015年)出典:小川洋子『心と響き合う読書案内』<PHP新書

ここでは3編の金子みすゞの詩が紹介されている。「私と小鳥とすずと」は「みんなちがって、みんないい」の名言で終わる詩だし、「はちと神さま」は「神は細部に宿る」ということばを思い出させてくれる。「つもった雪」はシンプルでわかりやすい。

 

「つもった雪」

上の雪

さむかろな。

つめたい月がさしていて。

 

下の雪

重かろな。

何百人ものせていて。

 

中の雪

さみしかろな。

空も地面もみえないで。

 

ところが、金子みすゞは私生活では不幸だった。・・・というのは入試問題で知った。

金子みすゞは明治36(1903)年、山口県の仙崎村(現長門市仙崎)に生まれる。家業が本屋だったこともあって、本に親しみ、童謡を雑誌に投稿するようになって、西條八十の目にも止まるようになった。

だが結婚後、夫に詩の投稿を禁止されてしまうのだ。離婚後、娘の親権を要求する夫に抵抗の意思を表すため、昭和5(1930)年に自殺してしまったのだという。26歳の若さだった。こんな情報が中学入試で得られるとは思わなかった。ちょっと驚きだ。せっかく離婚したのだから死ななくてもいいだろうに、というのは凡人の考えだろうか。根っからの表現者が表現の手段を封じられると、どうなってしまうのだろうか。こんなに素敵な詩を書く人だったのに、なんともいたたまれない。

 

◎勉強日記

<世界史>

「青木の世界史B実況中継②」第28回「中国史(6)ーモンゴル帝国・元」の赤字部分をノートに取りながら、流れをつかむようにして読む。

アラル海だのカスピ海だの、この辺が出てくると想像もつかなくてドキドキしてしまう。一方、タブリーズだの、サライだの、サマルカンドだの、名前を聞くだけでときめく都市もある。いかにも異国の匂いがするので。

モンゴル人は主にチベット仏教を信仰していたようだ。今でもそうらしい。地図にある「外モンゴル」と「内モンゴル」って何だ?と疑問に思い、Wikipediaで調べだしたら止まらなくなった。周辺の国々に翻弄されたモンゴルの歴史も大変なものだが、現在の内モンゴルにいるのはほとんど漢民族だとか、外モンゴルではチベット仏教のほかにシャーマン教も信仰されているとか、いろいろ面白かった。世界史の勉強を進めると、そのうち出てくるのだろうか?

脱線してしまったが、モンゴルの存在が東西の交流を活発にしたことも興味深い。マルコ=ポーロの「世界の記述」(東方見聞録)も意外と読まれていない名著のひとつかもしれない。いつか読もう。

   ↓

問題集「ツインズ・マスター」26「モンゴルの大帝国」の穴埋め問題をやる。「地図問題」にある、分裂したモンゴルの国を覚えておくことにする。

 

<数学A>

「初めから始める数学A」11th day「三角形の五心、チェバ・メラニウスの定理の解説部分をよく読み、練習問題を解く。

重心、外心、内心、垂心、傍心。どれも知らない。定義を読めば「へー」とは思うが、覚えられるかどうか。特に外心が「三角形の各辺の垂直二等分線の交点」であることをすぐに忘れてしまう。大丈夫だろうか?

ラニウスの定理とチェバの定理はよくわかった。すぐ使えそうだ!と思ったのもつかの間、練習問題はそれぞれの定理の証明をする問題だ。面倒くさがってはいけないと自分に言い聞かせる。証明こそが数学のキモなのだから。

   ↓

問題集「基礎問題精講」51「三角形の重心、外心、内心、垂心」から54「メラニウスの定理」までの例題のみを解く。

嫌な予感が的中だ。51は「重心、外心、内心、垂心の定義を述べよ」というシンプルな問題。早くも忘れてしまったので、もう一度「初めから始める数学A」の該当部分をよく読む。なにか自分のものになっていないふわふわした感じだ。

54「メラニウスの定理」の(2)の面積比を求める問題は「精講」(つまりヒント)を見た。ややこしい答えになったので不安だったが、なんとかできた。よかった。

 

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