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こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「老人ホームで働いた体験から生みだされた、心に響く詩」 灘中学校(2016年国語)+155日目~156日目(日本史、化学)

読書ノート(中学入試) 勉強日記 日本史 化学

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中学入試で良い詩を読んだ。詩は人によって解釈がさまざまだから、入試に出すのはどうかとも思うけど、それでもこの詩はとてもいい詩だった。

灘中学校(2016年)「四つの海」齋藤恵美子

舞台は老人ホーム。「何がしたい?」と問われて、車いすにのったお年寄りたちが自分たちの夢を語り合う。「オムライスが食べたいな」「買い物がしたい」「なまの海が見たい」「おれは地面を歩きたい」

あまりにもささやかな夢。ここでは地面を歩くことさえ欲望なのだ。しかしお年寄りたちには、かつては自分の足で地面を踏みしめ、それぞれの故郷の海を見つめていた。それだけは確かな経験であり、確かな記憶なのだ。

詩人の斎藤恵美子は、老人ホームで働いていた経験をもとに詩を書いている。詩なんて久しぶりに読んだけれど、老いのそこはかとない寂しさがとても心に響いた。

灘中学校の読解問題はあまり難しくない。選択肢も紛らわしいものが少ない。ただし量が半端ないし、時間も少ない。この詩は問題の最後に出てくるから目を通さない受験生も多いのだろうなと思うと、もったいない気がする。

あと、灘中学校は言語知識を問う問題量が多い。パズルみたいな問題も多い。出題者の国語の先生の狙いは何なんだろう。中学校に入ったらがんがん難しい本を読ませるから、それらの本が読めるだけの基礎知識は自分で身につけてこいよ!というメッセージなのだろうか。

たとえば、こんな問題があった。

「コンプレックス」は「自分が相手よりおとっているという感情」という意味ですが、このように「~ックス」という形で、次の1~4の意味になる外来語を答えなさい。

1.正統的であるようす。

2.最高に盛り上がったところ。

3.高級でぜいたくなようす。

4.くつろいでゆったりした気分になること。

2、3、4は答えられるが、1の「正統的であるようす」って何だ? これ、答えられないとだめ?(笑)

(解答:1.オーソドックス 2.クライマックス 3.デラックス 4.リラックス)

でも読解問題は面白かった。辻村深月「仁志野町の泥棒」(『鏡のない夢を見る』(文春文庫)所収)なんて、クラスメートのお母さんがあちこちで泥棒しまくっている話なのだ。しかもそれを知りながら、町の人たちはみんな知らん顔して暮らしているってどういう状況なんだろう。元の小説がどういう話なのか興味深い。

 

◎勉強日記

<日本史>

「石川の日本史B実況中継②」第30回「太閤検地・刀狩・朝鮮侵略」を赤字部分をノートに取りながら、流れをつかむことを心がけて読む。

「太閤」って何だったっけ。忘れてしまったので、おさらいする。太閤は前関白、前太政大臣のこと。関白は成人した天皇を補佐して政治をおこなう役職。摂政は成人していない天皇の補佐だ。この辺が混乱してしまう。「太閤」といえば、豊臣秀吉のあだ名のような気がしてしまうのはなぜだろう。

太閤検地に協力しない百姓は切り殺せ、という史料がなまなましい。世界史も日本史も「人のいのちは大事だ」と言っている時代はほとんどないように思う。人命尊重は、ごく最近の考え方に過ぎないのだろうか。

キリシタン大名大村純忠が、長崎をイエズス会に寄付してしまった話も初めて知った。秀吉は長崎を没収してしまうのだが、もし長崎がずっとイエズス会の持ち物のままだったらいったいどうなっていたのだろう。南米で起こったことを考えると恐ろしい。

朝鮮侵略のくだりでは、李舜臣が登場する。司馬遼太郎の『「明治」という国家』によれば、李舜臣は明治時代に日本人が「発見」したそうだ。それまで朝鮮半島の人々は李舜臣の存在を知らなかったそうだ。ほんとだろうか。

   ↓

「教科書よりやさしい日本史ノート」39「豊臣秀吉の内政と桃山文化」の1~4のみの穴埋め問題。中途半端な量になってしまった。

 

<化学>

「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)」11-8「実在気体」から11-10「水銀柱の高さ」までの解説を読み、確認問題を解く。

極性分子、無極性分子って何だっけ?前に戻ってもう一度確かめる。

水銀の中に試験官を沈め垂直に立てると、水銀は水槽の液面から760mmの高さで止まる。こうして大気圧の存在を可視化できる。水だと軽すぎるから水銀で実験をするらしいのだが、水銀だって相当の高さだ。

今回は知識確認問題ばかりだった。「気体」の章はこれで終了だ。

 

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