こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

正月早々、スゴイ本に出会ってしまった。李淳馹(リ・スンイル)著『青き闘球部ー東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド』

◎1月6日(土)晴れ。

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【読書ノート】李淳馹(リ・スンイル)著『青き闘球部ー東京朝鮮高校ラグビー部の目指すノーサイド』(ポット出版

*正月早々、スゴイ本に出会ってしまった。創設当時は弱かった東京朝鮮高校ラグビー部がいかに強くなっていったかを、時系列に描いたノンフィクションだ。ラグビーの理念は「ひとりは全体のために。全体はひとりのために」だ。ラグビー部が強くなるまでの過程には、さまざまな人がかかわっている。あまりにも下手くそなラグビー部の練習風景を見るに見かねて、突然コーチを名乗り出てくれた元ラガーマンの日本人。練習相手がなかなか見つからない朝鮮高校に胸を貸してくれた強豪校。少しでも本物のラグビーを見せたいと、大型バスの免許を取得して選手たちを東京から花園まで連れて行った監督。感動的なエピソードに事欠かない。

東京朝鮮高校がどういうところか、といった知識も身につく。朝鮮高校は在日コリアンが自分の子どもを日本で育てるとき、自分の国の民族教育を授けるために行かせる学校だ。だから韓国籍だけでなく、朝鮮半島にルーツを持つ日本国籍の生徒もいる。

自分の無知をさらすようで恥ずかしいのだが、私は朝鮮高校を「北朝鮮国籍の学生が行く学校」なのだと思い込んでいた。ところが、そもそも北朝鮮と日本は国交がないので、北朝鮮国籍の人は日本に定住していないのである。「朝鮮」という”国籍”は、戦前、朝鮮半島からやってきた人々に便宜的に与えられたものだ。戦後、「朝鮮」から「韓国」に国籍を改める者もいる一方で、「朝鮮」籍のまま変更を行わない者もいた。現在「朝鮮」籍を持つ人は、韓国籍への変更を行わなかった無国籍の人たちなのである。

 

【ブログを訪問して下さっている皆さまへ】ー2

年末に読んだ中村敏雄著『オフサイドはなぜ反則か』に引き続き、『青き闘球部』も読了しました。これらの本は、家の近所にできた「こだわりの本屋さん」で買ったものです。たまたまふらりと店の中に入り、たまたまフットボールが好きなので買ってみたのですが、どちらもびっくりするほど素晴らしい本でした。独立系本屋さんだけに、置いている本に独自のこだわりが感じられます。店主自らが選び抜き、いいと思える本しか置いていないのでしょう。この書店で買った村上春樹著『走ることについて語るときに僕の語ること』も面白いです。

明日は秩父宮に全国大学ラグビー勝戦を観に行きます。その後、清水にクルマを飛ばし、翌日は日本平スタジアム市川大祐引退試合を観に行く予定です。今年もフットボール三昧の日々になりそうです。

 

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