こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

芥川龍之介の死の真相がすごい。 読書ノート 松本清張『昭和史発掘』<1>

◎3月28日(水)晴れ。暑い。

*今、松本清張のノンフィクション『昭和史発掘』第1巻を読んでいる。「うわっ、こんなことがあったのか」という驚きの連続で圧倒的に面白い。

中でも『芥川龍之介の死』に興味を引かれた。服毒自殺をはかり、36歳で死んでしまった芥川龍之介。なぜ芥川は死んでしまったのか、そのわけをさまざまな観点から考察している。不倫していた人妻がストーカーと化してしまい、散々苦労させられたということも理由のひとつらしい。彼女はある日、「あなたに似てるでしょ」と男の子を連れてきた。「帝国ホテルでヤッてたときは、ちゃんとコンドーム着けてたのに!」と芥川は親友に打ち明けている。というか、こんな個人的な話まで親友がバラしてしまうとは芥川も気の毒だ。他にもいろんな女に手を出している。女遊びにもほどがある。もちろん自殺の理由はこれだけではない。芥川の作家としての行き詰まり感もある。これを同じ作家である松本清張が赤裸々に描き出すのだから、凄みがある。

松本清張はおそらく芥川龍之介の作品をすべて読んでいる。ひとつの事柄を検証するために、さまざまな作品からおびただしい引用が出てくるわ出てくるわ・・・。辛辣に批評しておきながら、一方で芥川のことが好きなんだなと思わずにはいられない。

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松本清張著『昭和史発掘』<1>(文春文庫)

『昭和史発掘』は全9巻だ。必ず読破しよう。

この本を読むときは、『石川の日本史B講義の実況中継④』や『青木の世界史B講義の実況中継④』も参照している。今まで『実況中継』シリーズは一章ずつ「勉強」していたのだが、最近は参考文献と化している。歴史は面白い。

それにしても、今までどうして松本清張を一冊も読まなかったんだろう。これからがんがん読みたい。

 

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