こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「天皇機関説」の美濃部達吉は本物の知識人だった。 読書ノート 松本清張著『昭和史発掘』<4>

◎5月19日(土)くもりっぽい晴れ。

 

複数の喫茶店をうろうろしながら、5時間くらいぶっ続けで読書。『昭和史発掘』第4巻を読み終わり、『昭和史発掘』第5巻に入る。

本を読むときは、上の余白に書き込みをしたり、線を引いたりする。書き込みをしないと、ついつい読み飛ばすところが多くなってしまい、筋を見失ってしまう。時間はかかるが、この方法でしか本が読めないのだから仕方がない。

 

【読書ノート】

松本清張著『昭和史発掘』<4>(文春文庫)は、「天皇機関説」が特に良かった。「天皇機関説不敬罪に値する」とする勢力に対して、美濃部達吉博士は貴族院本会議で弁明演説を試みる。これが歴史に残る名演説なのだ。私も心底感激した。日本史では「天皇機関説」はほんの少ししか出てこないので、美濃部博士がこんなに凄みのある知識人だとはつゆほども知らなかった。

一方、不敬罪を主張する人間は美濃部博士の著作をろくろく読んでいない。(または基礎知識が欠損しているので、読んでも理解できない。)単なる感情論で「これは不敬罪だ。なぜならオレがそう思うから」と繰り返すだけ。相手の著作をろくに読まず、自分が理解したいように物事を理解して批判するほど恥ずかしいことはない。

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松本清張著『昭和史発掘』<4>(文春文庫)

 

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