こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

読書ノート二冊。司馬遼太郎著『国盗り物語』(1)/古市憲寿著『古市くん、社会学を学び直しなさい!』

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司馬遼太郎著『国盗り物語』(1)斎藤道三<前編>(新潮文庫


司馬遼太郎著『国盗り物語』(1)を、読書ブログ(こだいらぽんたの読書日記)を書く目的でじっくりと読む。久々に読んだが、圧倒的に面白い。司馬遼太郎の代表作は『竜馬がゆく』のイメージだが、司馬遼太郎を初めて読む人に勧めるなら絶対これだ。美濃の国を乗っ取る斎藤道三は、槍の名人であり、教養人であり、商売で大成功を収めた大金持ちであり、女性にもモテモテであり、「こんなヤツ、どこにいるんだ!?」的な驚きの人物設定なのだが、一方では哲学のある人間として描かれているので、上滑りな感じがしない。テンポがいいのでどんどん読めてしまう。「国を乗っ取る次の一手」を予想しながら読むとさらに楽しい。

 

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古市憲寿著『古市くん、社会学を学び直しなさい!』(光文社新書

古市憲寿氏が12人の社会学者に「社会学って、何ですか?」とインタビューした本。結構、勉強になった。

社会学の定義は人さまざまらしいが、どの学者も共通して言っていることがある。必ず古典は読まなければならないということだ。社会学でいえば、レヴィ・ストロースウェーバーマルクスウィトゲンシュタインなど。共通言語があれば、専門家同士で話が通じる。それさえやらないならただの素人になってしまう、というのは他の学問でも同じかもしれない。

また、社会学は境界線が定まっているわけではなく、越境の学問だということも共通認識のようだ。「いまの学生は学ぶスピードが遅い」というのは宮台真司氏だ。「速く激しく学べば、社会学だけじゃなく、経済学、哲学、倫理学政治学と、いろんな理論を吸収できる。それだけのバックグラウンドがあれば、どんな研究をしたってかならず伝わるんですよ。『こいつはよくわかったうえで研究している』ってね。(P129)

それは社会学に限らない。それにしても「速く激しく学ぶ」ってすごいことばだ。ちんたら勉強しているのは、「学ぶ」うちに入らないのかもしれない。耳が痛い。 

 

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