◎7月21日(土)晴れ。暑い。暑すぎる。
『こだいらぽんたの読書日記』に、司馬遼太郎著『国盗り物語』(2)斎藤道三<後編>のレビューを書く。『国盗り物語』は過去にも読んだことがあるが、読みっぱなしでちっとも内容を覚えていないことに気づく。もったいない。
ところで、2020年のNHK大河ドラマは明智光秀が主人公だとか。親子二代で美濃を乗っ取ったという説がある斎藤道三や、実は保守的で中世的な側面が強かった織田信長など、最近の研究で明らかになってきた「新解釈」も取り入れるそうだ。斎藤道三はふたり出てくるのか?
明日は久々のサッカー観戦。暑いけどがんばるぞ。
*勉強日記
今年の夏の目標。『詳説世界史研究』と『詳説日本史研究』(ともに山川出版社)を8月31日までに読破することにした。
この二冊は『詳説世界史』と『詳説日本史』をさらに深く掘り下げたもの。今まで、教科書を通読したことは一度もない。だから、たまらなく挑戦してみたくなってしまった。下に書かれた注釈も、図に載っているキャプションも、すべて読むことにする。どちらも20ページずつ読めば、30日で終わる。
ただし、単に教科書を読むだけでは眠くなるので、『詳説世界史書き込み教科書』『詳説日本史書き込み教科書』に書き込みをしながら読み進めることにした。読みかけの参考書はその後に読むことにする。
<世界史>
『詳説世界史研究』第2章「アジア・アメリカの古代文明」(P69-P102)終了。
東西海洋交通路マラッカ海峡は、多くの島々が存在し、潮流が複雑で、海賊も多かったため、ここで働く海上民の協力が必要だった。(P84)19世紀、イギリスやオランダがこの海域を植民地支配しようとして大失敗。在来勢力を甘く見過ぎたせいだという。『ロビンソン・クルーソー』で、この辺に住む人たちが「陰険」だとかなんとか書かれていたが、自分たちの思い通りに支配できなかったイギリス人のひがみがあるのだろうか。
<日本史>
『詳説日本史研究』第1章「日本文化のあけぼの」(P1-47)終了。
「漢委奴国王」の金印は、福岡県志賀島でレプリカを見ることができる。意外と小さくて金ピカだ。持つところが蛇の形をしている。P28の「参考」によれば、この金印は江戸時代、甚兵衛という百姓が発見したものだという。後に金印は黒田藩の所有となり、甚兵衛には褒美として50両が与えられたとか。
ところで甚兵衛さん、人に妬まれて不幸にならなかっただろうか。人の嫉妬心は怖い。そっちの方が心配だ。