こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

「相手の納得できない主張に反論するには?」

◎9月1日(土)晴れのち曇りのち雨。蒸し暑い。

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野矢茂樹著『大人のための国語ゼミ』(山川出版社

相手が自信満々に何ごとかを主張している。何か違和感を感じるのだが、相手の勢いに気おされて、うまく反論できない。そんなときはどうしたらいいのだろうか。モヤモヤを感じている人は、この本がおすすめだ。

まずは、相手が何を言っているのか理解することが先決だ。どういった根拠にもとづいて何を主張しているのか。主張と根拠を箇条書きにすると、冷静に分析できる。そして、論証に不備があれば「その根拠づけは適切ではない」と指摘すればいいのだ。本書には、論証を批判するための練習問題がたくさん載っている。たとえば、

(根拠)「歩きスマホは法律で禁止されていない」→(主張)「いつでもどこでも歩きスマホをしてよい」

この論証をおかしなところを指摘せよ、といった問題だ。

 

この本を読んで、自分でも問題を作ってみた。新聞やテレビや身近なネタでモヤモヤしていることがあれば、いくらでも作れる。例えば医学部入試の女子一律減点問題だ。

「医師の仕事は、女性には体力的にキツい。それに女性は、出産や子育てですぐに職場を離れる。だから女性は医師に向いていない」

この論証は正しいだろうか。うまく反論できるとスカッとする。

 

 ところが、野矢先生は、相手を言い負かしてスカッとした!というだけではダメだという。論証批判のトレーニングは、何より自分の主張の根拠を見直す練習にしなければならない。自分の主張には、どのような反論がありうるだろうか?と常に考えることが大切なのだという。なかなかできることではないが、肝に銘じておこう。

 

*勉強日記

<世界史>

『詳説世界史研究』第8章「近世ヨーロッパ世界の形成」を終わらせ、第9章「近世ヨーロッパ世界の展開」の途中までやる。(P261-283)

イギリス革命。王様をオランダから連れてきたり、ドイツから連れてきたりというのはなんだか不思議な気がする。王家とどこかで血がつながっていれば、イギリス人でなくても、英語が話せなくても構わないらしい。

1648年のウェストファリア条約が出てくると、世界史もいよいよ「現代」に近づきつつあるなという感じがする。

 

<日本史>

『詳説日本史研究』第5章「武家社会の成長」の途中まで。(P193-231)

「吉田家の神社支配」のコラムによれば、「吉田家による神社支配は江戸幕府によって公認され、神職につくものは吉田家から『神道裁許状』を受けることが義務づけられるようになった」(P208)とのことだが、吉田家と天皇の関係はどうなっていたのだろうか。神主の大元締めというか、神主のトップは天皇だと思うのだが。

応仁の乱以降は、読み・書き・計算の能力が武士だけでなく、商人や農民にも必要とされ(商売や村の運営上から)、庶民にも文字の世界が一気に広まった。文字が読めるか読めないかで、世界は180度変わる。

 

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