こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

ルヴァンカップで湘南が初優勝/村上春樹著『風の歌を聴け』/すんなりと実現した廃藩置県

 ◎10月27日(土)秋晴れ。日差しが暖かい。

ルヴァンカップ決勝の日。湘南ベルマーレvs横浜F・マリノスをテレビ観戦。湘南ベルマーレは前半かなり飛ばしていたので「最後まで持つのか?」とハラハラしながら見ていたら、案の定後半に足が止まってしまった。それでも横浜F・マリノスの猛攻に耐え抜いて、ルヴァンカップ初優勝となった。FC東京が2004年に浦和レッズにボコボコにされながらも必死に耐え抜いて初優勝した時の姿と重なった。だから、湘南サポーターがどれほど嬉しいかもわかる。うらやましいな。おめでとう。

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こだいらぽんたの読書日記」に村上春樹著『風の歌を聴けのレビューを載せた。村上春樹のデビュー作を再読して再発見したことがらを書き綴った。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『ねじまき鳥クロニクル』などの長編を読んだ後で『風の歌を聴け』を読むと、ここに村上春樹の原点があることがはっきりとわかる。そういう意味では面白い。しかし、村上春樹を読んだことのない人に勧めるかといえば・・・たぶん勧めない。これといった「事件」があるわけではないし、主人公の過去の体験や考えたことが唐突に出てくるので、正直読みにくいからだ。(読みにくいからつまらない、ということではない。)

ところが、Amazonの読書レビューを見ると賞讃の嵐だ。「ものすごく感動した」「素晴らしい」というレビューばかりで、つい「本当かな」と思ってしまう。「なんなんだ、この話は?」というレビューはないのか?と思って捜してみると、少しだけあった。妙にホッとした。

 

ところで、『風の歌を聴け』の場面ごとの描写は心に残るものが多い。主人公の「僕」はレコード店に勤める女の子とひょんなことから親密な関係になる。彼女は子供の頃、電気掃除機のモーターに小指をはさんでしまい、左手の指が4本しかなくなってしまった。そういった「普通」とは違った人のことも、この小説はごく自然に受け入れてしまうのだ。

「ねえ、双子の姉妹がいるってどんな感じ?」
「そうね、変な気分よ。同じ顔で、同じ知能指数で、同じサイズのブラジャーをつけて・・・、いつもうんざりしてたわ。」
「よく間違えられた?」
「ええ、八つの時まではね。その年に私は9本しか手の指がなくなったから、もう誰も間違えなくなったわ。」
 彼女はそう言って、コンサート・ピアニストが意識を集中するときのように、両手をきちんとくっつけたままカウンターに並べた。僕は彼女の左手を取って、ダウンライトの光の下で注意深く眺めた。カクテルグラスのようにひんやりとした小さな手で、そこには生まれつきそうであるかのようにごく自然に、4本の指が気持ちよさそうに並んでいた。その自然さは奇跡に近いものだったし、少なくとも指が6本ならんでいるよりは遥かに説得力があった。(P82)

このくだりには感動した。しまった、結局私も、Amazonのレビューと同じことを言っている。まあ、いいか。

 

*勉強日記

<日本史>

『詳説日本史研究』第8章「幕藩体制の動揺」を終わらせる。第4部「近代・現代」第9章「近代国家の成立」の途中まで。(P312-P337)

化政文化から倒幕までの流れを読む。この辺は日本史で一番面白いところなので、すらすらと進んでしまった。

ロシアの軍艦ポサドニック号が対馬に停泊し、租借地を要求した「対馬占拠事件」については全く知らなかった。島民が激しく抵抗して追っ払ったらしいが、どんな抵抗ぶりを示したのだろうか。

明治政府によって断行された廃藩置県は、比較的すんなりと実現してしまった。福井藩の藩校で物理・化学を教えていたアメリカ人教師の回想録が興味深い。かなりの衝撃を受けただろうに、知識ある藩士たちは「これは日本のために必要なことだ」と語っていたという。さすが松平春嶽の藩だ。欧米と肩を並べるためには、中央集権体制の強化を目指さなければならないという意識が浸透していたのだから。

 

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