こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

ぽんたの考える「もし村上春樹がカップ焼きそばの作り方を書いたら」

◎2019年2月5日(火)くもり。

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神田桂一・菊池良著『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)

文豪や著名人がそれぞれの文体でカップ焼きそばの作り方を書いたらどんな文章になるか?このネタは少し前Twitterで話題になったネタらしい。(Twitterをやらないので知らなかったが。)池上彰とか小林よしのりなんかは、雰囲気が出ていてかなり面白い。

でも村上春樹はイマイチだ。初期の村上作品のキーワードは「消滅」だと思う。このキーワードを入れた方が村上春樹っぽいような気がする。

というわけで、ぽんた式「もし村上春樹カップ焼きそばの作り方を書いたら」を書いてみた。

僕は突然ひどく腹が減っていることに気がついた。異様な空腹感だった。

僕は台所に向かい、カップ麺の表示通りにかやくと液体ソースを取り出した。湯を注いでから、僕はグラスにワインを少しだけ口に含んだ。少し冷えすぎていたが、素直な味で焼きそばにはちょうどいい。オート・リピートにした古いレコードがぱちぱちと音を立てて鳴り続ける中、僕は三分間待ち続けた。湯切りをした麺に液体ソースを絡ませると、家じゅうに安っぽい匂いが漂い始めた。その匂いはあまりにも平凡で、自分の中で消滅してしまった何かを思い出させるようなもの悲しい匂いだった。

 ここに羊男でも出てきてカップ麺をかっさらっていったら最高だ。

一方、村上龍の『コインロッカーベイビーズ』を下敷きにした「カップ焼きそばベイビーズだね?店員が金を数えながらそう聞いた」には大爆笑した。原作を読んでいる人にとってはたまらなく楽しいだろう。

「あの作家だったらどう書くかな」と考えさせてくれるのだから、このネタを考え付いた著者は素晴らしい。私も大いに触発されたので、また他の作家でも考えてみたい。

 

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