こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

体力がなければ生き残れない/「基礎学力」勉強日記(数学ⅠA、世界史、英語、政経)

◎2019年6月12日(水)くもり。時々晴れ間がのぞく。

古市憲寿著『誰の味方でもありません』(新潮新書)にこんな話が載っていた。

バクマン。』という映画がある。主人公は『週刊少年ジャンプ』で人気漫画家を目指す若者。彼は身体を壊してしまうが、ライバルでもある仲間に助けられてピンチを乗り切る。この映画を観た漫画編集者が古市さんにこんな感想を漏らしたそうだ。

「この主人公は、一流漫画家にはなれない」

週刊少年ジャンプ』に連載できるような漫画家は天才ばかりだ。しかし才能だけでは生き残れない。なぜなら週刊誌に漫画を連載し続けるのには体力がいる。若いうちから倒れてしまう漫画家は決して一流にはなれない、というのだ。

この体力勝負の話で思い出すのは、ロマン・ローラン著『ジャン・クリストフ』という小説だ。この小説は好きすぎて何度も言及してしまう。主人公のジャン・クリストフはドイツの作曲家であふれるような才能を持っている。しかし、おそらく発達障害を抱えているせいで、まったく空気が読めない発言や行動をしては周囲の人々を怒らせてばかりいる。当人はなぜ自分が周囲の人々を怒らせてしまうのか全く理解できない。友達が欲しいのに友達ができないジャン・クリストフは、いつも淋しい思いをしている。

しかし、孤独なジャン・クリストフを支えるのが強靭な肉体である。周囲を怒らせて仕事を干され、どれほど極貧生活に追い込まれようが、彼は体力があるので曲を書き続けることができてしまうのである。どんなに絶望感に打ちひしがれても、じたばたしているうちにいつの間にか立ち直ってしまう。身体の強さは生き抜くうえで本当に大切だと感じさせてくれる作品だ。

「天才は多作である」とは桑原武夫の言葉だったと思うが、司馬遼太郎だろうが村上春樹だろうが細野不二彦だろうがかわぐちかいじだろうが、超一流作家はみんな多作だ。彼らは長編が書ける。しかもきちんと完結させることができる。才能はもとより、強靭な肉体がなければ多作を支え続けることはできないだろう。

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*「基礎学力」勉強日記

<数学ⅠA>

『数学ⅠA 基礎問題精講』(前回の続き~P132)

数学ⅠAの中でも三角比はかなり好きだ。図形がわかるようになると数学は面白い。

<世界史>

『詳説世界史研究』(前回の続き~P502)を読み、『書き込み教科書』で復習する。

第二次世界大戦後の世界。財政危機に陥ったイギリスに代わり、東地中海から中東にかけての覇権をアメリカが狙う。しかし、それにはお金がかかる。アメリカ議会で「イギリスに代わってアメリカが覇権を取るべきだ。お金はかかるけど」と言っても誰も聞いてくれない。そこで「共産主義に対抗するべきだ!」とイデオロギーを持ち出して説得したら、みんなが「おおっ」と耳を傾けるようになった。ということが書いてあった。

イデオロギーって何だったんだろう。

<英語>

『実践ビジネス英語』5月号6月号のvignetteを録音したラジオ放送に合わせ、1時間ほど声を出して読む。

政経

『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快問題集』(前回の続き~P31)を『爽快講義』を読みながら解く。いろいろな判例が興味を引き、ついネットで調べてしまう。

尊属殺人重罰規定違憲判決」が出たきっかけとなった栃木県の事件にはドン引きしてしまった。娘を強姦して何人もの子供を産ませ、避妊手術を受けさせ、自宅に軟禁した父親。そんな父親を絞殺した娘。しかし当時は尊属殺人、つまり親殺しは死刑か無期懲役だった。この規定が刑法から削除されたのは1995年。つい最近までこんなものが刑法に存在していたことが恐ろしい。

 

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