こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

映画『フォレスト・ガンプ』の主人公の設定はうまくできている。

◎2019年6月21日(金)晴れ。

少し前の話になるが、CSで映画『フォレスト・ガンプ』がやっていたので、ついつい観てしまった。通常よりも知能指数が低いが清らかな心と俊足を持つフォレスト・ガンプ。彼の人生がアメリカ現代史と重ね合わせて描かれるという仕掛けになっている。ベトナム戦争、それに伴う反戦運動ウォーターゲート事件、ナイキもアップルも出てくるし、ジョン・レノンだって出てくるし、ヒッピーだってエイズだって出てくる。この映画でアメリカ現代史がおさらいできてしまうのだ。

初めて観たのは映画館だったが、話がコミカルで観客には大ウケだった。私だって大笑いだった。だから映画が大好きな夫もさぞかし楽しんでもらえるだろうと、DVD(ビデオだったか?)でみせた。夫の感想はこうだ。

「主人公が”知能指数が低い”っていう設定はずるい。うまくできてるよ」

テーマはアメリカ現代史だから、フォレスト・ガンプは歴史の重要な場面に居合わせることになる。しかしベトナム戦争に対しても、反戦運動に対しても、その他のできごとに対しても、彼は決して「いい」「悪い」の価値判断を下さない。なぜなら「知能指数が低い」という設定だからだ。自分の主観的な意見なんか間違ったって言わない。なぜなら「ばか」という設定だからだ。目の前のできごとにいい悪いの判断を下すことなく、アメリカ現代史のおさらいは淡々と進んでいく。「これがアメリカという国なのです。善悪・好き嫌いの判断は観客のみなさんがどうぞご自由に」という作りなのだ。なるほど。

それまでは「フォレスト・ガンプはハンデを持ちながらも清らかな心で頑張っている。感動的な映画だ」と単純に思っていたが、言われてみればあざとい手法かもしれない。

 

フォレスト・ガンプ』に描かれているアメリカ現代史は、(おそらく)誰でも知っているようなできごとばかりだ。よその国のことなのに、どうしてこんなに知っているんだろう。アメリカってすごいなと思わせるような映画でもあった。

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