こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

前半があまりにもひどくてどうなることかと・・・勝てて良かった!/J1第1節 清水エスパルスvsFC東京@アイスタ

◎2020年2月23日(日)晴れ。

2020年J1リーグ第1節。開幕戦ということもあり、日本平はほぼ満員となった。

新型コロナウイルスの影響で、観客席はマスクをしている人が目立つ。ボールボーイもみんなマスクをしている。エスコートキッズがいないのも見慣れない光景だった。

東京は大卒ルーキーの中村帆高が初先発。左サイドバックで出場した。楽しみだ。

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FC東京:先発メンバー>

GK 林

DF 室屋 森重 渡辺 中村

MF 三田 髙萩 橋本

FW ディエゴ オリベイラ レアンドロ 田川

交代 55分 三田→アダイウトン

   61分 髙萩→アルトゥール シルバ

   81分 田川→紺野

<試合結果>

清水エスパルス1-3FC東京(得点:清水 47分 ティーラシン/東京 77分 ディエゴ オリベイラ 80分 アダイウトン 90+2分 レアンドロ

<観戦メモ>

現地は風が強かった。風の影響を考えたからか、キャプテンの渡辺がエンド変更を選択したため、東京が右に清水が左に攻めるような形でゲームがスタートする。東京は今年から採用した4-3-3。一方、清水の布陣も4-3-3。清水の方は顔ぶれも昨年とはほとんど変わっていて新しさを感じた。

前半の東京は何もかもが本当にうまくいかなかった。清水の攻守の切り替えが速すぎてセカンドボールがほとんど拾えない。清水にはたくさんシュートを打たれているのに、東京は前に球を運ぶことすらできない。CKもショートコーナーを何度も選択するがあまり可能性を感じないし、ボールホルダーはすぐに囲まれて球を奪われるし、森重はイライラしてつまらないプレーでイエローをもらうし、田川やタマ(三田)はどこにいるのかわからないしで、よく0-0で終わることができたなと思うような前半だった。気分的には5-0くらいで負けているような、何もいいところがなかった前半だった。

後半はいくらか修正できるかと思ったが、相変わらず悪いリズムは続く。そして後半の始まり早々、西澤→ゴール前中央にいたティーラシンにゴールを決められてしまう。失点は時間の問題だと思っていたから、あーあ、やっぱりなという感じだった。

ところが55分、アダイウトンがピッチに入ってからがらりと流れが変わる。たった一人でこんなに流れが変わるものか、おそるべしアダイウトン。いきなり室屋のフィードに反応して立田の裏を取ったプレーには痺れた。田川も裏に飛び出すいかにも田川らしいプレーが出てきた。こんな田川が見たかった。清水は少し疲れたのか、アダイウトンにかき回されて混乱したのか、少しずつミスが目立ち始める。

ディエゴ、レアンドロアダイウトンという強力ブラジル人トリオが暴れまわり、結局PK2本を含む3点を取ることができた。そして後半36分に入った紺野のプレーはいつ見てもわくわくする。周囲の清水サポから「なんなのあの子」と驚きの声があがったときはちょっと誇らしかった。結局1-3でJリーグ初戦を勝ち切ることができた。

清水は去年とは全く違うチームになっていた。中村慶太がタクトをふるっているイメージだ。後半30分あたりでゲットしたPKで追いつくことができなかったら、試合の流れはどうなっていたかわからない。前半ボコボコにされたときに、我慢して失点しなかったことが勝因かもしれない。

さて、次節は強い強い横浜Fマリノスだ。今年もまさかのアウェイ8連戦が待っているので、ホームは全勝したい。マリノスは今日負けてしまったので、必死になっているはずだ。正直怖いけど、頑張れ東京!

 

この日は富士山がきれいに見えた。2月23日は「富士山の日」だそうだ。

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ルーキー紺野のプレーはわくわくしたぞ!/ACL第2戦 FC東京vsパース・グローリー(オーストラリア)

◎2020年2月18日(火)晴れ。

ACL予選の第1戦、蔚山現代vsFC東京は1-1のドロー。勝ち点3が手にできそうなところで失点してしまったのは惜しかったが、アウェイの地で勝ち点1を取れたのは良かった。(おまけに蔚山は強かった・・・。)蔚山戦はテレビ観戦だったが、アナウンサーによれば予選突破の目安は勝ち点10とのこと。ホームでは何が何でも全勝したい。

今日は雨が降っていなかったものの、とても寒かった。レアンドロは半袖だったが寒くないんだろうか。

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FC東京:先発メンバー>

GK 林

DF 室屋 森重 渡辺 小川

MF 髙萩 アダイウトン 橋本 レアンドロ 安部

FW ディエゴ オリベイラ

交代 59分 アダイウトン→紺野

   89分 ディエゴ オリベイラジョアン オマリ

   90+2分 安部→田川

<試合結果>

FC東京1-0パース・グローリー(83分 レアンドロ

<観戦メモ>

今日はクルマで味スタへ。味スタ前の歩道橋はまだ工事中で、今日もまたスタジアムに入るまでに遠回りをさせられた。ホーム開幕戦までには間に合う・・・のかな?

東京は今年から採用している4-3-3。橋本がアンカーだ。

パース・グローリーは勤勉に走り回るチームだ。高さがある。そしてラインが低い。蔚山現代があまりにも強かったので、これより強いチームはないだろうと思っていたが、パース・グローリーもとてもいいチームだった。

東京はいくつかチャンスは作った一方で、危ないシーンもいくつかあった。自陣ゴール前でのパス回しをしている時に相手のプレスを受け、危なっかしいバックパスをする場面も。林のキックも不安定に見えたし、相手はゴール前でドフリーになるしで、結構ドキドキした。ホームでスコアレスドローはどうしても嫌だ。

後半59分。今年の大卒ルーキー紺野が入ってから東京の攻撃が活性化する。小さいけれど、スピードはあるしテクニックはあるしで見ていてわくわくした。待ちに待ったデビューだ。FC東京へようこそ!

後半83分。安部とのワンツーからレアンドロペナルティエリア手前左側から素晴らしいゴールを決める。このままドローで終わってしまうのかとハラハラしていたから、このゴールは観客が一斉に立ち上がって喜んだ。蔚山戦に続いて、今回も大活躍だ。

こうしたヒリヒリする試合に勝てたことは大きい。これで積み上げた勝ち点は4。予選突破の目安まであと6だ。

来週にはJ1リーグも開幕する。第1節はアウェイ清水戦だ。スタメンは今日のメンバーなのだろうか。リーグ戦でも紺野のプレーが見たくてたまらない。

来週は日本平に行ってきます。今年こそ優勝したいんだ!

最後はホラー。ものすごく怖かった。/ポン・ジュノ監督『パラサイトー半地下の家族ー』

◎2020年2月17日(月)晴れ。

先週の土曜日、久々に映画館で映画を見た。アカデミー作品賞を取った韓国映画『パラサイトー半地下の家族ー』だ。初めは「格差社会への批判がテーマのコメディ映画なのかな」と思って見ていたら、「格差社会への批判」なんて生やさしい映画ではなかった。最後はホラーだ。ものすごく怖かった。

半地下のアパートに住むキム一家4人が、身分を偽ってIT企業CEOであるパク氏の豪邸で雇われることから話は始まる。父は社長のお抱え運転手、母は家政婦、息子はパク氏の娘の家庭教師、娘はパク氏の息子の芸術療法士として。雇われた経緯はともかく、彼らは実力があるので、仕事はばっちりこなしてしまう。

ところがある日、前の家政婦が「忘れ物」を取りに豪邸にやってきたところから物語がホラーの方向へと動き出す。前の家政婦はこの屋敷の地下室に夫を住まわせていたのだ。上流階級の家族、半地下の家族、地下室の家族。この3つは絶望的なほど交わらない。理解しようと努力する「ふり」はできるけれど、決して交わることはない。

例えば、キム一家にグルグル巻きに縛られた地下室の男が懸命にモールス信号で「タスケテ」と外の「誰か」に向かって送るシーンがある。このモールス信号を読み取ったのがパク氏の幼い息子なのだが、息子はゲームのようにメッセージを読み取っただけで両親に何も伝えることなくほったらかしてしまう。地下室からいくら助けを呼んでも伝わらないのだ。気づいてはいるけど自分とは違う世界のことだから伝わらない。

冒頭の半地下家族のキム一家がピザ屋の箱を組み立てる内職をしているシーンも印象的だ。箱を組み立てている最中に、業者が道路で撒いている殺虫剤が家の中に入ってくるのだが、父親は「家の中のゴキブリが死ぬから窓は開けっぱなしにしておこう」なんてのんきなことを言っている。低賃金で雇われギリギリの生活をしている彼らに、ピザの箱に殺虫剤がかかったら困るという考えが浮かぶはずがない。ピザを食べる客の顔が見えないからだ。こういうディテールを見ても、社会の何もかもが絶望的なほどバラバラなのだ。

しかしこの状況をほったらかしておくと、この映画のようにとんでもないグロテスクな結末を招いてしまう。バラバラなままだといつかは爆発する。

『パラサイト』のポスターは登場人物に目隠しがされている。互いの個人の顔が全く見えないのだ。このポスターひとつ取っても、ひやりとする怖さが伝わってくる映画だと思った。

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 パラサイトー半地下の家族ー( 기생충/2019年/韓国)

監督:ポン・ジュノ

出演:ソン・ガンホ/イ・ソンギュン/チョ・ヨジョン/チェ・ウシク/パク・ソダム

 

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バックパスをしないところが良かったゾ!/ACLプレーオフ FC東京vsセレス・ネグロスFC(フィリピン)

◎2020年1月28日(火)雨。寒い。

久々のサッカー観戦。サッカーシーズンが始まるとわくわくする。雪は降らなかったものの、どんどん強くなってくる雨に加えて冷たい風が吹きつけ、本当に寒かった!しかし試合はかなり面白かった。

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グラウンドは水が浮いていて、ハーフタイムはスタッフが雨をかきだしていた。焼け石に水だったが、それでもやらない方がマシ・・・だったのかもしれない。

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FC東京:先発メンバー>

GK 林

DF 室屋 森重 小川 ジョアン・オマリ

MF 髙萩 東 アダイウトン レアンドロ 安部

FW 原

交代 77分 東→アルトゥール・シルバ

   90+1分 レアンドロ→中村

   90+3分 アダイウトン→矢島

<試合結果>

FC東京2-0セレス・ネグロスFC(得点:FC東京 48分室屋、89分アダイウトン

<観戦メモ>

冷たい雨の中だから早くスタジアムの中に入りたい。ところが歩道橋が補修工事なのに加えて、正面入口が閉鎖されており、スタジアム入口に入るまでかなり遠回りさせられたのは参った。ホーム開幕戦はいつも通りのコースでスタジアムに入れると信じたい。

セレス・ネグロスFCの選手紹介で、日本人2人(小田原、嶺岸)に大きな拍手が送られた。小田原は子どもの頃からFC東京ファンだとか。遠いフィリピンでサッカーをやっていることが感慨深い。

東京は4-1-2-3。髙萩の1ボランチだ。新加入の外国人がどれだけやってくれるか楽しみだったが、特にアダイウトンは素晴らしかった。ジュビロ磐田の頃からスゴい選手であることは知っていたが、最悪のピッチコンディションでありながら最後まで馬力があるところを見せてくれた。これに永井とディエゴが加われば最強の3トップが生まれるに違いない。

しかしながら、またしても本日のサッカーは田んぼサッカーになってしまった。雨が降って水が浮き上がり、ボールが止まってしまう。昨年張り替えた芝生がうまく根付いてくれないらしい。どんな「事故」が起きてもおかしくなかった状況だったから、室屋が点を入れてくれるまでハラハラした。あれで新布陣は試せたのだろうか?

セレス・ネグロスFCはいいチームだった。ぜんぜん最終ラインが下がらなくて守備が安定している。GKは落ち着いたプレーをしていたし、10番は足元がうまくてなかなか捕まらなかった。77番のプレーも印象に残った。

東京のいいところは、決してバックパスを選択しなかったことだ。どんなときも必ず前に蹴り出してクリアする。雨が降ってボールが止まり気味だったからかもしれないが、前を向くプレーでピンチを作らないところが良かった。

それにしても、何とか勝てて良かった。これでACLの本選に出られる。

やはりサッカーは楽しい。今年こそ総力戦でタイトルを勝ち取ろう!

 

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読書ノート チャールズ・ディケンズ著『デイヴィッド・コパフィールド』全4巻(中野好夫訳/新潮文庫)

◎2020年1月6日(月)晴れ。

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チャールズ・ディケンズ著『デイヴィッド・コパフィールド』(中野好夫訳/新潮文庫)全4巻を読了した。

この本は主人公のデイヴィッド・コパフィールドが様々な艱難辛苦を乗り越え一人前に成長し、作家として自立を果たし、最後はハッピーエンドで終わる物語だが、デイヴィッドが精神的成長を遂げるにしたがって読んでいる方も自分が成長したかのように思えるような気持ちになれるところが印象的だった。

たとえばドーラとの結婚生活だ。彼女は素直で可愛らしくて天真爛漫だが家事能力がまるでない。料理もできなければ家計簿もつけられず、女中の監督もできないので家のものを盗まれたり自分たちの名義で借金をされたりと散々な目にあっている。デイヴィッドはドーラを愛しているものの、彼女が自分の良き相談相手となるような存在でないことに空虚さを感じている。

ここまでくれば「デイヴィッドは離婚して人生をリセットすることで、本当に必要な相手と再婚する展開になるんだろうな」と思う。ところがそうはならないのだ。

デイヴィッドは育ての親である伯母に「伯母さんからドーラに注意してやってもらえないか」と相談する。ところが伯母は、二人の間に他人が介入してはいけないと真剣に断るのである。自分たちの将来はふたりで切り開いていくものであり、他人がどうにかできるものではない。この言葉にデイヴィッドは感銘を受ける。

デイヴィッドはなんとか自分の方にドーラを引き寄せようと、自分の興味のある話題ばかり話したり、シェイクスピアを読んで聞かせたりして彼女を「教育」しようとするのだが、この試みは失敗に終わる。人間は簡単に変われるものではない。ふたりの結婚生活に暗雲がたちこめる。そこで、デイヴィッドはあっさりと方針転換するのである。

このうえは逆に、私がドーラの方に調子を合せ、いいことはできるだけ分け合って幸福に、そしてまた、やむをえない責任はすべて、私が背負って、やはり幸福にと、そんなふうにでもしていくよりほかになかった。それが、いろいろと考えるようになってから、私が心して努めることにした躾けだったのだ。そんなわけで、結婚生活第二年目は、第一年目よりも、はるかに幸福だったし、さらにいいことは、ドーラの生活が、すっかり明るくなったことだった。(第4巻 P80-81)

幸福になるためにはさっぱりとあきらめた方がいいものもある。「性格、目的が違う相手と一緒になってしまった」という感情と、「ドーラを心から愛している」という感情。この相反するふたつの気持ちがデイヴィッドの心の中で不思議な調和を保ちはじめるのだ。ドーラのことが単に好きで好きでたまらなかった恋愛時代から、しっかりと地に足をつけた結婚生活を考えるようになるデイヴィッドの成長ぶりは目を見張るものがある。

 

デイヴィッドの周囲をとりまく登場人物たちも、味のある人物ばかりだ。一番印象的だったのは、伯母の遠縁であり盟友でもあるミスタ・ディックが初めて自分の労働で金を稼いだ場面だ。彼は精神病院に入れられていたこともある頭のおかしな男だが、心根はとても優しい。伯母が破産したとき、ディックは今まで自分の面倒をみてくれた伯母の窮状に誰よりも心を痛める。そこでデイヴィッドは親友のトラドルズと相談して、ディックに筆写の仕事を与えるのだ。これはディックにとって、初めて金を稼いだ経験となった。

要するに、こちらも、仕事の量が過重にならないようには、十分注意したし、また彼も、週の初めからやり出したわけではないが、それでもとにかく、土曜日の晩までに、十シリング九ペンス稼いだ。さっそく彼は、近所の店という店に行き、この貴重な儲けを六ペンス銀貨にかえてもらうと、それらを盆の上にハート型にならべ、目には誇らしげに嬉し涙まで浮べ(ママ)ながら、伯母の前に持って来た   その光景、おそらく私は、生命のあるかぎり、忘れないであろう。いうなれば、初めてこの役に立つ仕事をやり出してからというものは、まるで何かすばらしい魔法にでもかかったみたいで、事実あの土曜の晩など、この世にもし幸福な人間がいたとすれば、まさしくそれは彼であった   私の伯母を、世にも偉大な女性と仰ぎ、同時に私までを、世にもすばらしい青年と信じて、感謝にあふれていたミスタ・ディックだった。(第3巻 P185-186)

こうしたエピソードの数々に心揺さぶられる。

そして、さまざまな登場人物との出会いやできごとがデイヴィッド・コパフィールドを一人前の男に成長させていくのである。

 

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言葉に見放されないよう、読解力と文章力を鍛える一年に。

今週のお題「2020年の抱負」※はてなブログの「お題」に初投稿しました。

 

「2020年の抱負」を箇条書きにするとこうなる。

1.たくさん本を読み、読書ノートを必ずつけること。

2.スポーツ観戦や日常生活で気がついたことをメモしておき、文章化すること。

インプットばかりでなく、少しはアウトプットの技術を磨きたい、というのが個人的な抱負だ。単なるつぶやきではなく、他人が読んで理解できる文章を書きたい。できれば一定のペースを維持して、週に一度書き続けることができれば最高だ。できるかな。

こんなことを考えるに至ったのは、前向きな理由ではなく、少しばかり後ろ向きな理由による。そう、私も人生の残り時間だとか老いだとかを考えるようになったのだ。

 

老いのシグナルは「言葉」が思うように出てこないことにあるらしい。アンチエイジングの化粧品やら健康法にやらにはこれっぽっちも興味がないのだが、「言葉」に見放されるのはとてもつらいだろうなと思う。だから「言葉」に見捨てられないよう、今から訓練しておかなければと真剣に考えるようになった。何かを説明しようとしても「『あれ』が『あれ』して『あれ』になった」という言葉しか出てこなくて不機嫌になる・・・のは誰でも起こり得ることで仕方がないことなのだろうけど、日頃の心がけでどうにかなるものなら、できる限り「言葉」はつかまえておきたい。

70歳まで生きるとすれば、残り時間は17年しかないことになる。それ以上生きることができたら、あとは3年区切りで目標を立てればいい。ちなみに「満期が来たら三年単位で延長する」というのは池内紀先生の『すごいトシヨリBOOK』(毎日新聞出版)に書いてあったアイデアだ。

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それにしても、あと17年はかなり短い。たった17年間でどれだけのものに触れ、自分の言葉にすることができるだろうか。


考えてみれば、私が本を一人前に読めるようになったのは40歳の時だ。中学・高校の学習参考書を勉強したことがきっかけだった。それまでは「読んだふり」をして適当にごまかしていた。学生時代に落ちこぼれ街道まっしぐらだった私は、基礎知識がすっぽりと抜け落ちていたために(特に世界史と日本史)本を開いても内容が理解できなかったのだ。基礎知識だけでなく、文章読解のテクニックもなかった。小説なら、登場人物と新しいできごとに鉛筆で線でも引いておけばなんとか内容は理解できる。しかし当時はそういった読み方も知らなかったので、ただ漫然と読んで「わからない」を繰り返していた。そんなわけで、周囲にバカなのがバレるのではないかと(とっくにバレていたかもしれないが)いつもびくびくしながら暮らしていた。
一念発起して、中学・高校の学習参考書に取り組んだのは40歳の時だった。同時に基礎読解力をあげるために、小学生レベルのやさしい文章を選んで「しるし」をつけながら読み進める練習もした。すると突然、あらゆる本が読めるようになった。不思議なことに、漫然と見ていたスポーツ観戦も系統立てて面白く見られるようになった。この時を機に世界が180度変わった。本を読めるというのは大変なことなのだ。

 

でも本当はもっと早く努力すべきだった。基礎学力の欠損をもっと早く認識すべきだった。多くの良書に触れることで、行間を読み取る力や自らを相対化する力を養うことができていれば、劣等感に苛まれた若かりし日を結構楽に生きてこられたのではないかと思うからだ。後悔といえばその一点に尽きる。

とはいえ時間を巻き戻すことはできないので、できることをこなしていくしかない。

残り時間はあとわずかだ。

 

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今さらながらJ1リーグ最終戦について。/『カラマーゾフの兄弟』熱、再燃!

◎2019年12月15日(日)晴れ。

J1リーグ終戦から1週間たった。FC東京横浜Fマリノスに完敗。あれだけ完膚なきまでにやられたら、あきらめがつくというものだ。今季MVPの仲川は得点のにおいがするだけでなく、守備でも素晴らしかった。それにしても、目の前で優勝を決められるのは本当にくやしい。

しかし、東京が最終節まで優勝の可能性を残したのはクラブ史上初めてだ。毎試合、選手の必死さが伝わってきたのも初めてのような気がする。今シーズンはいいものを見せてもらった。来年こそはリーグ優勝、そしてACLも取ろう。

そして、昨日はJ1参入プレーオフ決勝の日だった。湘南ベルマーレvs徳島ヴォルティスは1-1のドロー。湘南のJ1残留が決まった。

でもこれってどうなんだろう。明らかにJ2にとっては厳しいレギュレーションなので、せめて延長PK戦までやればいいのに。かつてはJ1の16位とJ2の3位がホーム&アウェイで入れ替え戦を行った。これが一番公平なような気がする。

 

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12月のNHK「100分de名著」は、ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』だ。

この小説は好きで好きで、私は何度も読んだ。その後『チボー家の人々』『赤と黒』などのフランス文学に惹かれてしばらく離れていたが、NHKの番組をきっかけにまたカラマーゾフ熱が再燃しそうだ。アリョーシャが大好きだ!放送が待ちきれないので、「100分de名著」のテキストを買ってあっという間に読んでしまった。

近代文学史上、偉大な作家はたくさんいる。でも『カラマーゾフの兄弟』は有名な「大審問官」の章をはじめ、現代に通じる問題提起を行っているという意味で圧倒的だと思う。亀山先生の翻訳も読みやすい。

以前、江戸川乱歩賞を受賞した高野史緒著『カラマーゾフの妹』を読んだ。『カラマーゾフの兄弟』の続編を夢想した小説だということで、大喜びで手に取った。内容は少し納得できないところもあったけど、あまり書くとネタバレになるのでここでは触れない。

その本に載っていた江戸川乱歩賞審査員の東野圭吾の講評にびっくりした。なんと東野圭吾は『カラマーゾフの兄弟』を読んだことがないのだという。一般人ならともかく、職業作家で読んでいないのはいかがなものか。それとも読みたくない理由があるのだろうか。よくわからない。

東野先生、ぜひ読んでください。絶対に後悔はしませんから。

 

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