こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記

基礎学力(高卒程度)を身につけたい。読書も旅もしたい。フットボールも見たい。

読書ノート 大澤真幸著『社会学史』/アンドレ・ジイド著『贋金つくり』(上・下)/「基礎学力」勉強日記

◎2019年7月23日(火)小雨→晴れ。蒸し暑い。

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大澤真幸著『社会学史』(講談社現代新書を読了したので改めてこの本について書く。実に面白かった。はじめから終わりまで一行たりとも読み飛ばすことなく、すべて読み通した。ハーバーマスだのフーコーだのデリダだの、私にとっては名前を知っている「だけ」の巨人たちが、社会学史上、どのような流れで登場したのかわかりやすく紹介されている。原典に当たるための「基礎知識」はしっかりと仕入れることができる。しかし、「原典にあたらずに彼らについて語ってはいけない」とこの本の講義で終始言われているような気がした。

いろいろ印象に残ったところはあるが、中でもマルクスの物象化論が興味深かった。貨幣は道具に過ぎない。それがわかっていながら、貨幣を無意識のうちに崇めている。この「無意識」を解明するのが社会学だ。「わかっちゃいるけど、行動は別」という無意識の世界はたくさんありそうだ。「出身大学と仕事の能力は100%関係ない」ことはわかっている。わかっているけど、それでもいい大学を崇めてしまうというのは「無意識」がそうさせている。一種の宗教みたいだ。こういったものは意外と多いのかもしれない。

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アンドレ・ジイド著『贋金つくり』(上・下)(川口篤訳/岩波文庫も読了した。

人間の心理は一方向ではない。人前で得意になってみたり、そのあとから「ちょっと調子に乗りすぎたかな」と後悔したり、人のことばを深読みしてざらついた気分になったり、ほんの一瞬で人間の気持ちは揺れ動く。それをあまさず再現しようとしている小説だ。最後まで飽きることなく読めた。

登場人物がドストエフスキー並みに入り組んでいるので、一枚の紙に人間関係を書いて本にしおり代わりに挟んでおいた。これは、この本を読むのに非常に役に立った。作中ではさまざまな登場人物にスポットがあてられるが、中でもラ・ベルーズ老人の姿には心が痛くなった。年を取ることのつらさ哀しさが身にしみるようになってきたということは、自分もそれだけ年を取ったのだろう。村上春樹じゃないが「年を取ることは、何かを失い続ける日々のことなのだろうか」と考えさせられたりもする。

この作品は「岩波文庫 リクエスト復刊」シリーズの作品だ。こういう名作をどんどん復刊させてほしい。

 

*「基礎学力」勉強日記

ここのところ机に向かえていないが、やったことだけを簡単に。

<世界史>

『詳説世界史研究』(前回の続き~P521)を読み、『書き込み教科書』で復習する。

<生物>

『必修整理ノート 生物基礎』(前回の続き~P13)を『これでわかる生物基礎』を参考にしながら埋める。『これでわかる生物基礎』の2読目は『必修整理ノート』を使って進める。

<数学ⅠA>

『数学ⅠA 基礎問題精講』(前回の続き~P169)第6章「順列・組合せ」に入った。

英語はラジオを貸してしまい放送が聞けなかったため、『実践ビジネス英語』の7月号は買わなかった。しかし、英語(洋書)を読めるようになったら幸せだと思う。さて、これからどうするべきか。

 

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